■府中インターネットはP2Pに適しているか

 

P2P方式の通信を行うのに府中インターネットは適して
いるのでしょうか。

 

 

 

P2P方式の通信を行うものは、大量の送受信量を行うので、速度規制
や通信の規制を行っているプロバイダがほとんどです。

 

 

通信速度を安定させるために、接続が多くなり回線が込み合う時間帯や
特に多くデータ量を通信するユーザーに対して通信速度を落とす制限を
行っているのです。

 

 

P2P(ピアツーピア)方式の通信とは、サーバを介さずにユーザーの
パソコンなどのピア同士を直接接続して通信をする方式です。

 

 

P2Pの方式を使ったものとして、映像付きの電話ソフトのSkype
があります。

 

 

また、WinnyやWinMX、トレントなどのファイル共有ソフトも
P2Pの方式を使っています。

 

 

対戦型のオンラインゲームでも使用します。
遠保の離れたプレイヤーや知らないプレイヤーと対戦することができます。

 

 

このP2P方式での通信を行うだけで規制を行っているプロバイダが多く
あります。

 

 

P2Pを扱っている特定のサイトへのアクセス自体も制限しているプロバイダ
もあります。

 

 

しかし、府中インターネットはこれらの制限や規制がないということで
P2P方式の通信を利用するユーザーに注目されています。

 

 

しかし、それだけでP2Pに適しているとは言えないことがあります。

 

 

■P2P方式の通信で必要なこと

 

P2P方式の通信を行うために必要なことは何でしょうか。

 

 

IPアドレスの割り当て方法に動的IPアドレスと固定IPアドレスがあります。

 

 

IPアドレスとは、インターネット上の住所のようなもので、それを使用して
送受信を行います。

 

 

動的IPアドレスとは、インターネットに接続する時に割り当てられるIPアドレス
です。

 

 

よって切断して再度、接続するとアドレス値が変わってしまいます。

 

 

固定IPアドレスとは、いつでも同じIPアドレスを割り当てる方法で、切断して
再度接続しても同じアドレス値となります。

 

 

P2P方式の通信では、固定IPアドレスの方がよいでしょう。

 

 

特にオンラインゲームなどでは、切断してしまうと再度同じ対戦相手と繋がらなく
なってしまったり、今までのデータが消えてしまったりしまうことがあります。

 

 

府中インターネットでは、動的IPアドレスを割り当てる方式なので
P2Pの通信には都合がよいとは言えません。

 

 

■IPv6にも対応していない

 

府中インターネットはIPv6にも対応していません。

 

 

 

IP((Internet Protocol、インターネットプロトコル)は、
インターネット通信の基礎となる通信規約(プロトコル)です。

 

 

インターネットでは、ネットワークに接続すると固有の番号である
IPアドレスが割り当てられます。

 

 

IPアドレスは住所のようなもので、それを利用してデータの送受信を
行っています。

 

 

現在では、1990年代のインターネット普及期から使用されている
IPv4(バージョン4)がIPアドレスとして主流に使用されています。

 

 

IPv4では、アドレスを32ビットのデータで登録しています。
最大約42億台の機器が、同時にインターネットに接続できるという
ものです。

 

 

しかし、全世界でのインターネットの普及によりIPv4では登録できる
アドレスの数値が足りなくなってくる恐れがでてきました。

 

 

そこで、IPv6(バージョン6)という新しい規格を作って、対応
するようになりました。

 

 

IPv4の32ビットからIPv6では、128ビットでアドレスを登録
するので、2の128乗、約340澗(かん)、約3.40×10(38乗)個
のアドレスを登録できるようになりました。

 

 

またIPv6では、P2Pの通信方式に適した機能も持っています。

 

 

使用する回線はNTT東日本、西日本のフレッツ回線ですが、IPv6を使用
するには、プロバイダとの契約が必要となっています。

 

 

現在、府中インターネットでは、IPv6への対応は行っていないようです。

 

 

■通信速度は本当に安定しているか

 

通信速度は、規制や制限なく本当に安定しているのでしょうか。

 

 

 

オンラインゲームを行う際には、通信速度の安定が必要な条件となっています。
通信速度が不安定だと、一瞬を争うようなゲームはできません。

 

 

府中インターネットでは、P2Pなどへの規制や制限はありません。
しかし、他の個所で規制がかかることがあるようです。

 

 

規制を行うプロバイダでは、同じNTTのフレッツ回線を使用していますが、
プロバイダが速度制限を行っています。

 

 

府中インターネットでは、この速度制限を行っていないというキャッチフレーズ
ですが、フレッツ回線の管理を別会社に依頼している地域があります。

 

 

SANNETという会社に管理を依頼しているようです。

 

 

SANNETは、帯域規制を行っている会社なので地域によっては、
SANNETが規制を行っているのかもしれません。

 

 

府中インターネットのサイトでも、規制を行う場合があると記述しています。

 

 

・法令や規約、注意事項に違反する行為があった場合
・通信設備などに過度の負担がかかる。またはかかる事が予見できる場合
・著しく他のユーザーに影響を与える通信をしている場合

 

 

具体的にどの程度かはわかりませんが、規制があることを記述しています。